親が子どもに残せるのは「教育」だけ!なんて言葉があるけれど、
主語を親に限定せず、大人としてもいいと思う。
子どもの将来を思えば、その子に嫌われてでも、
「勉強はやっておけ!」と、周囲の大人は言わなければならないと思う。
「勉強漬けになれ!」とまでは言わない。
しかし、今もどこかには、自らの意思で勉強漬けになれている人がいる。
「自分が受験学年の時に、こんなことになって…」
と嘆いているだけで、何もしていない人がいる一方で、
本来、学校に行っているはずの時間まで、自分のための勉強時間に使える!
と、いつも以上に価値ある時間を過ごしている人がきっといる。
まだいいや、なんとかなるだろう、自分は平気……
そう思っているうちに、例年以上に取り返しのつかない差ができるかもしれない。
すでに今、仕事を失う人が出てきているが、
この流れは今後も加速するかもしれない。いや、仕事を失うどころか、
そもそも仕事に就くことさえできない人だって増えるかもしれない。
その時になって、もっと一生懸命勉強しておけば良かったと思うかもしれない。
だが、ただでさえ明るい話題の少ない今、
暗いことばかり考えていても、精神衛生上よろしくない。
考えすぎて、不安になり過ぎても、良いことはない。
だから…というのも変だけれど、お父さんやお母さんが、
家族の健康、自分の仕事、…そして、子どもの勉強(教育)と、
全部で頭を悩ませていたら、さすがにもたないんじゃないだろうか。
せめて、その中の『子どもの勉強』だけでも、少し悩みの種から外せるように、
僕らが、お手伝いできる役割を担えたらいいんじゃないかと思う。
こういう時はお互い様というか、持ちつ持たれつというか。
僕らの日々の生活が、お父さんお母さんのお仕事によって
直接的に支えられているわけではないのかもしれないけれど、
グルグル回りまわって、支えていただいているのは間違いないわけで。
あまりハッピーな気分の連休にはならないですが、
どうぞお体に気をつけて!
昔の人が言ってました。
ニンニクとショウガを食べるといいそうですよ!