臨時休校 家庭学習内容「改めて学校で教える必要なし」文科省
先週の金曜日のニュースです。皆さま、ご覧になったことと思います。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200410/k10012379651000.html
仕方のないことだと半分は思うものの、なかなか厳しいですね…。
1、自ら進んで課題を見つけて、勉強できる
2、課題さえ与えてくれれば、自ら勉強する
3、課題を与えられて、なおかつ強制されたら、勉強する
4、課題を与えられても、(強制されたとしても)自分一人では勉強できない
5、課題を与えられていたことを知らない
1番と2番のタイプは、ある程度どうにかなると思うんですが、
3番のタイプ以降、もう大変なことになるのが予想されます。
こういう時は、どうしても、受験学年は大変…という論調になりがちですが、
受験学年なら言われなくても勉強しなさいよ!ということも言えると思います。
むしろ、例えば中学一年生とか、小学一年生とか、
受験などまだまだ意識しないけれど、
実は全ての基礎・土台となる時期の学習がスッポリ抜けてしまうことの方が、
後々問題になるということもおおいに考えられます。
もちろん、現場の先生は、この土台となる部分が大切なことを知っていますから、
学校が再開されれば、改めて学校で教えない!などということはないと思います。
しかし、自分で(家庭などで)学んできた子と、そうでない子がいて、
その差がいつも以上だとすれば、授業はやりにくいでしょう。
また、カリキュラムをどうにかしてでも終わらせようと思えば、
どこかで駆け足にならないと帳尻を合わせることができません。
きっとしわ寄せがいくと思うんです。
自分の(子どもの)身は、自分で守らないといけない
と言える状況になってしまっていますが、子どもが犠牲になるのは違うと思います。
まだ、どうしたらいいかの答えは出ていませんが、
できることやれることを、塾としても模索する日々です。