1年も終わりに近づいてきました。
年末と言えば、大掃除。
わが家でも、年末の大掃除とならないよう、少しずつ掃除を始めています。
ところで、サーパスでは
「マメシバ=掃除、断捨離」というイメージが浸透しているようです。
自分でも納得しているのでいいのですが・・・。
なぜ、周りからそう思われているのか。
それはきっと、ためらいもなくバッサバッサとプリントや
ゴミ(ゴミと思われないようなものまで)を捨てていることが原因かと思います(笑)
←ものを大事にしない人だ、と非難されるかもしれませんが、個人的には大事にしているからこそ!と思っています。
何でそんなに断捨離できるのか?と聞かれることもあります。
偉そうなことは言えませんが、1つ挙げるならば、
「無意識なものを置かないこと」
そのものの役割を考えて、定位置を決めているということです。
とりあえず、置いておくということは極力してません。
そこに置いてあるもの。
それが「あえて」置かれているものなのか。
「とりあえず」置いてあるだけのものなのか。
「あえて」ということは、人の意識が宿されているもの。
それは、その人の考え方や感性が表れ、人間味に溢れた個性豊かなものになります。
なんとなく置いてある。めんどうだから置いてある。
「とりあえず」は、得てして乱雑や不快感といった負の印象を招きやすいものです。
まさに断捨離における最大の壁と言えるでしょう。
「あえて」なのか「とりあえず」なのかは、意外と簡単にバレます。
形や、色、置かれている場所、用途、空間との調和といった要素を考えればいいのです。
そこで、合理的だ!しっくりくる!と感じれば
それは意識が宿された「あえて」のものと言えます。
答案用紙や板書ノートにも、それぞれの意識は如実に表れます。
意識をして描いたものなのか、ただ書き写したものなのか。
精神論になってしまいますが、
高い意識のもと作成された答案には「人」を動かす力がある!と信じています。
ここで言う「人」とは、我々のような立場の人間のことだけではありません。
見守って下さる保護者の方でもあるし、答案を作った自分自身でもあるはずです。
答案の採点をする人も人間です。
受験生は今一度、「採点をしてもらう」という謙虚な気持ちを意識して下さい。
憧れのサッカー選手に指導してもらえるときに、雑なパスなんて出来ませんよね?
テストも同じです。
目の前の問題に敬意を払っていれば、自ずと文字もきれいになるでしょうし、
解答欄をはみ出すこともありません。
そうした一つ一つの積み重ねが、人を動かすものなのだと思います。