来年はサッカーワールドカップの年である。
日本代表は、8月31日にオーストラリアに勝って、それへの出場を決めたけれど、
世界では強豪と呼ばれる国々がまだ
出場できるかどうかのギリギリの戦いをしている。
メッシを擁するアルゼンチンも苦戦している。
昨日の試合でペルーと引き分けて、予選敗退となる6位に後退した。
(次の試合で勝てば一気に3位に上がれる可能性も残されてはいるが…)
それにしても、アルゼンチンが6位だなんて、
南米予選のレベルの高さがうかがい知れる。
ところで、同じ日におこなわれた南米予選でブラジルがボリビアと引き分けていた。
今のブラジルは、この厳しい南米予選においても、
圧倒的な強さで、さっさと1位通過を決めている。
その強いブラジルが、サッカーではあまり馴染みのないボリビアと
スコアレスドロー(0対0の試合)だったので、
日本代表は得点力不足とよくいわれるけれど、
ブラジルでも簡単に勝てはしないのだから、まぁ仕方ないよね…
などと思った次第なのだが…。
実は実は、この試合、ボリビアがホームの試合で、
その試合会場がラパスというところらしいのだが、
ここ、世界で最も標高の高い公的な試合会場で、海抜3577mもあるというのだ。
富士山よりも高いところで試合!?!?
そんな高地で普段サッカーやっていない人が、
いや、そもそもそんな高地で普段生活していない人が、
そこでサッカーやっていつも通りのことができるかって、
そりゃぁ難しいでしょうよ。
試合結果の数字だけ見て、
ブラジルもたいしたことないな(とは思っていないけれど)
なんて判断したら失礼な話だし、本質を見誤る可能性もあるなと、
そんなことを思った。
で、これって、受験勉強にも当てはまるよね。
取った点数や偏差値だけで判断するのは危険で、
どこをどう間違えたのか、どう正解したのか、そういう中身まで見ないとねって。
と、こじつけのようなお話でした。