「栄光より挫折。勝利より敗北。成功より失敗。
白いボールを追いかける中に人生がある。
教え子たちには人生の勝利者になってもらいたい。」
横浜高校野球部の渡辺元智監督(70)が
神奈川大会決勝で東海大相模に敗れた後に言った言葉です。
とてもとても重みのある言葉ですが、
まだ小学生にはこの言葉の重みは伝えにくいものがあります。
中学受験は合格が大切です。どうしたって不合格よりは合格が良いです。
実際、通う学校が変わるわけですから、
大げさでなく、人生そのものが変わるという面があるわけです。
塾だって、良い実績こそが塾の評価である部分は大きいですから、
何とか合格をとなってしまいます。
しかしながら、第一志望合格者が必ずしも人生の勝利者とはいかないものです。
いかに本番の入試前に本番を味わって、そこで価値のある失敗をするか。
そうすれば、どちらも得ることが出来ます。
伝えることが難しいことですが、いかに入試前に早く本気になれるか。
本気になればまだまだたくさんの挫折や失敗が得られます。
その上で、本番に合格できるなら、こんなに素晴らしい経験はないかと思います。
今日、サーパスは過去問テストをおこないました。
失敗したっていいんです。でも価値のある失敗でなきゃダメなんです。
どれだけ、疑似体験を本当のような体験として味わえるか。
どれだけ本気になってテストを受けられるか。
頑張ってほしいです。