消費税が増税してから2か月。
3月末の休日にかけこみ需要というほどではないが、タンスを購入した。
それほど高価なものでもないが、その時期に購入した人が多かったとのことで、
ようやく5月上旬に自宅に届いた。
なかなか家にいる時間も少ないので家族に言われてようやく気付いたのであるが、
どうやらこのタンスは臭いが強いらしい。
インターネットで調べたところ、ホルムアルデヒトなる物質が原因で
このお店の商品での同じクレームや困っている人が多いようだ。
とりあえず、タンスの引き出しをすべて出し、水拭きをし、
部屋の窓を開けて臭いを取ることになった。
多少効果はあるものの、子どもにはあまり良くない環境になってしまっているので、
買ったお店に相談してみることにした。
問題はここから。
電話での対応で、相手の第一声が
「そのようなケースは初めてです。」
えっ?インターネットを見る限り、
相当な件数のクレームなり、相談を受けているはずなのに
なんでそんなわかりやすい嘘を平気で言うのだろう?
ところが話は矛盾していて、話の流れで、初めてでないことがすぐに分かってしまう。
もちろん、非を認めないことがやりとりの中で大切なのかと思うが、
気持ち良い買い物にはもうなっていないのだから、
どう気持ちの面でどうフォローするか、
この電話に出る人の対応はすごく重要な役割ではないかと思う。
結局、一度お店が引き取って、様子を見ることになり、
その一週間後には臭いも取れないので、返品の手続きを取るように言われた。
責任とれとかそんな気持ちで相談したのではなく、
もっと効果的な方法はないかとか、そういった相談をしたかっただけなのに、
責任の所在ばかりに目が行くことに残念な気持ちと
せめてサーパスは気持ちの良い空間であり続けたいという気持ちになった。