3月31日。仕事から帰ると、「笑っていいとも」の最終回をやっていてちょうどSMAPの香取くんがタモリさんに向かって、感謝の言葉を述べるところだった。
(歌手として役者として)
長くテレビに出ているけれど、辛いときや苦しいときもあって、そんなときでも生放送で笑ってなきゃいけないのが辛いと思うこともあった…。
でも「いいとも」でタモリさんをはじめ、みんなが笑って元気にやってるのを見ると、自分も笑顔になっていて…。
こんな話を、テレビではいつも元気でやんちゃな香取くんが、涙ながらに話していた。
彼は17歳から20年間、「いいとも」のレギュラーだった。
(今までのところ)大げさに言えば、人生の半分以上を過ごしたきた番組とも言える。
随分若い頃からやっていたんだなぁと驚きつつ、そんな年齢なら感情のコントロールも難しかったろうなと思う。
しかし、どのタイミングでそれを学んだのかまではわからないが、「辛いときや苦しいときも、笑って元気に」いることを、香取くんはテレビでずっと実践していたように思う。
テレビ番組がただ1つ終わるだけの話なのだけれど、香取くんの話はグッときた。