400ML入るコップに200MLのジュースを入れてもらった場合と、
100ML入るコップに100MLのジュースを入れてもらった場合と、
どちらが嬉しいでしょうか?
このジュースの話はよくあるたとえ話です。
受験勉強にたとえて言うと、
精一杯頑張ったけれど、目標としていた第一志望には届かなかったのと、
そこそこ頑張った結果、妥当な第一志望に入れたのと、
どちらが幸せなのでしょうか?
(もちろん上記の二者択一ではなく、
精一杯頑張って第一志望に入るという3番目の選択肢があってしかるべきですが、
ここでは「第一志望に合格できるなら精一杯頑張る」
という考え方を除外したいため、敢えて上の二択で考えます。)
難しい問いだと思います。
おそらく正解は人によっても違うでしょう。
でも一方で、普段はそこそこでいいと思っている人でも、
200MLの方がいいと思うときってあるんじゃないでしょうか。
いえ、200MLがいいというより、望めば400ML入れることが可能である方が、
いいと思えるときがあるように思います。
そして、もっと大きな器を求めるときだってあるかもしれません。
先にも述べたように、正解は人それぞれなのだと思います。
そして同じ人であっても、その時々で正解が変わることもあると思います。
どちらか片方の考え方が100%正しいということはないでしょうが、
後悔しない選択をして欲しいと思います。
と、言いながらの私見です。
あの楽天のマー君でさえ、プロに入ってから35回負けています。(勝利数は99)
甲子園でも決勝では負けています。勝負の世界は厳しいものです。
では甲子園の決勝を取り上げて、
彼の努力は虚しいものだったと言えるかというと、そんなことはないと思います。
最終的には確率論になってしまうのだと思いますが、
トータル(全体)で見たときに、頑張ったことは結果として出ています。
そう考えて欲しいと思います。