先日、とある学校の来年度の入試説明会の席で、
広報の先生とお話しする機会があった。
今年度の入試のお話しなど一通りのお話をさせていただいた中で、
サーパスの話題になり、教室の中の講師と生徒の距離が
近く感じる空間を持った塾であるという印象を持ったとお話し頂いた。
サーパスが始まって1年と少し。
どんな塾であるかといった塾の形を言葉にするのは難しい。
大手塾でない塾。それが最も多い印象かと思う。
そこにどのような印象がプラスされるかで、プラスにもマイナスにもなってしまう。
距離が近いといった言葉も抽象的である。
面倒見が良いとも取れるし、甘い印象にもなるだろう。
他塾よりも厳しさを出してちょうど良いのかもしれないなんて思ったりもする。
6年生の5月あたりは、少なからず子供たちは不安を持ち始める時期である。
11〜12年の生きてきた歴史の中で初めて抱える不安もあるだろう。
そういった不安な気持ちを一緒に乗り越えられる塾でありたいと思う。
ただ、最後は自分の力で乗り越えなければ意味がないので、
いかに自立することを促すかがすべきことなのかと思う。
塾で子どもを預かる3年間で子どもは大きな成長を遂げる。
特に最後の半年は生きていく中で大きな財産になる半年になると思う。
近すぎず、遠すぎず、みんなの成長を見守っていける。
そんな塾を目指していきたいと思う。