サーパスのホームページができた当初(4月27日付)に紹介した
「おかぽの中庭」のおかぽ先生は、
私が中学受験した時に通っていた塾の先生で、
つまり私にとっては恩師であります。
同じ職場で働いていた時には、「生徒をどう伸ばすか」について
意見をたたかわせることも幾度となくありましたが、
自分のやっていることに自信を持てなくなったり、
方向性に迷いがあったりした時には、
いつも相談しアドバイスをいただいていました。
自分の小学生時代を知られているというのは何とも気恥ずかしいのですが(笑)、
逆に私の歴史を知っている先生だからこそ、
格好つけたり隠したりせずに自分をさらけ出すことで、
的確な意見をいただくことができます。
私にとっておかぽ先生がいつまでも先生であるように、
おそらくおかぽ先生にとっても、私はいつまでも生徒なのだろうと思います。
おかぽ先生をご存知の方であれば、おわかりいただけると思うのですが、
元生徒だからと言って下に見るような先生ではありません。
ただ、今の多くの大人が面倒くさがって言わなくなったようなことを、
いちいち言ってくれるありがたい先生です。
間違ったことを言えば「違っている。」とハッキリ言われますし、
(自分ではわかりませんが)何か成長が感じられたような時には
「力着けたな。」なんて褒めてくれます。
また、久しぶりに会った時には「今、本何読んでるの?」と聞かれます。
自分を省みて「今、俺サボってるな。」と思うときには
会いたくない存在でもあります(笑)が、
そんな時こそお会いして、叱っていただく存在です。
自分を叱ってくれる人がいれば、その分だけはやく自分を正すことができます。
間違った道に進んでしまうリスクも減ると思います。
おかぽ先生は、勉強を教えてくれた先生であるだけでなく、
今もこうして変わらず先生であり続けてくれる、ありがたい先生です。
「忙しい」という言葉で逃げて、近頃本を読んでいなかったなと反省していたら、
ふとおかぽ先生を思い出したので、つれづれなるままに書いてみました。