区切りの6年

今年の3月で、サーパスは開校から6年経ちました。
6年経ったということは、あれからみんな、おそらく6歳年を取りました。

6という数字は、一般的には切りのいい数字ではないかもしれませんが、
私たち(中学受験塾)にとっては、1つ区切りを感じられる数字です。

というのも、中学受験塾に通っていた生徒は、基本的に中高一貫校に進学しますが、
今年ようやく、中学1年生から高校3年生までの6学年に、
サーパスの卒業生がいることになったからです。
学校によっては、本当に全学年にサーパスの卒業生がいます。
ここからは毎年、(サーパス卒の)高校3年生が卒業して、中学1年生が入学して…
と、入れ替わりが続くわけですが、初めて6学年揃ったのは、ちょっと感慨深いです。

子どもにとっての、この数年間は、様々なことがあって、
中身の濃い、充実した毎日であったことでしょう。
私たちにとっても、それはもちろん間違いないのですが、
大人になると、月日の経つのが本当に早く感じられます。
1期生の受験が終わったのが昨日のことのよう、とまでは言わないまでも、
彼らが来年大学受験をするというのが、にわかに信じられない不思議な気分です。

サーパスは「中学受験塾」ですので、
大学受験については、陰ながら応援することくらいしかできませんが、
自分が学びたいと思った大学に合格できるよう、
そしてそのための努力を精一杯できるよう、祈っています。
どこの大学に合格したかということが、全く重要でないとは言いませんが、
精一杯やったと自分自身胸を張っていえるかどうか、
これは、間違いなく重要だと思います。

夏から頑張ろうなんて思わずに!
夏になってから…って、思っている人は、いざ夏になっても案外頑張れないものです。
なんでもない今日を大切にしましょう!

『特別なことをするために
特別なことをするのではない、
特別なことをするために
普段どおりの当たり前のことをする。』(イチロー)