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上のクラス、下のクラス

2026 9/02
ブログ
2026 スナフキン 9月
2026年9月2日

学校や塾のみならず、どんな習い事でも、こういうところはあると思う。
例えば、特進クラスと普通クラス、上級者クラスと通常クラスのように、
レベルでクラスが分かれている場合、それぞれの雰囲気がまったく違うということである。

もちろん、成績や技術、あるいは自覚がまだ十分に備わっていない子に、
上のクラスと同じテンションで、同じような要求をすることが正解ではないのはわかる。

例えば、特進クラスに受験を意識した応用・発展問題を大量に渡したからといって、
普通クラスに同じものを同じ分量渡しても、それに意味があるとは思えない。
まずは基本問題をきちんとこなしてからの話だろう、というのは当然である。

だが、僕が問題提起したいのは、そういうことではない。
与える課題の質や量の問題ではないのである。

確かに、「厳しくするとすぐに辞めてしまう」という時代ではある。
だが、普通クラスは、本人たちが楽しければそれだけでいいじゃん!
と、指導者側が勝手に決めつけていいものだろうか。

厳しいことを要求したり、そのクラスの子にとって少々ハードな課題を与えたりすれば、
苦しくなったり、潰れてしまったりする子も出てくるかもしれない。
要求さえしなければ、そういう子も楽しく続けられたかもしれない。
だから、ただ厳しくすればいいと言いたいのではない。

だが、頑張って成長したい、もっとうまくなりたい!と思っている子も、きっといる。
あるいは、本人にその気がなくても、周りが頑張っていれば、
その影響を受けて頑張り始める子も出てくるはずである。

「頑張ることはかっこいいんだ!」「頑張ることは素晴らしいことなんだ!」
そういう雰囲気を作ることこそ、そのクラスの指導者が尽力すべきことではないのか。
大の大人が子どものせいにして、手を抜いてはいないか?!ということである。

今やプロ野球の世界ですら、1軍の選手は必死に練習に取り組んでいる一方で、
(もっと頑張らないとクビになってしまう)2軍以下の選手には必死さが足りない、
などと言われることがある。環境が果たす役割は大きいと思う。

こういう話をすると、「だから偏差値の高い学校の方がいいんだ」と言われることがある。
だが、僕が思うに、この点に関して学校の偏差値は関係ない。
どんなに優秀な進学実績を誇る学校であっても、
「勉強をやらない人のことは知らない。好きにやらせておけばいい」
「まぁ、いざとなったら他の学校に行ってもらえばいい」
と公言するところだってある。

特に大学受験などは、そこに行きたい人が頑張ればいい話なのだから、
個人個人が頑張るか頑張らないかだけの問題だ、とも言える。
けれど、それでは一体、中学・高校は何のためにあるのだろうと思う。
一生懸命勉強して、その学校に憧れて入学してきた子たちを、
もしそうやって放置するのだとしたら、それは違うんじゃないかと思うのである。

もしかしたら、サーパスは子どもに対する要求が厳しいと思う人もいるかもしれない。
だが、子どもの学力や能力がまだ十分に備わっていないからといって、
大人が勝手に「この子たちは頑張らせなくてもいい」と決めてしまうのは違うと思う。

「楽しく通ってくれているから、それだけでいいじゃん」とは、僕には思えないのである。

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