中学受験を始めるきっかけの1つに、通いたい(通わせたい)学校の存在があると思う。
親、兄姉、ご近所の(歳上の)お友達が通っていたから!という理由もあるだろうし、
文化祭がとても楽しかったから!という理由もあるだろう。
なんにせよ、行きたい学校があるというのは、モチベーションになりやすい。
ところが、勉強を(塾通いを)いざ始めてみると、
その憧れの学校にどうやら届きそうもない・・・と感じることがある。
こうなると、このモチベーションで始めた中学受験は、ちょっとしんどくなる。
将来野球選手になることを夢見て、野球を習い始めたけれど、
1年経っても2年経っても、試合に出られないようなときと似ているかもしれない。
このとき、将来野球選手になれないなら、野球なんて続けても意味がない!と考えるか、
野球選手になれないとしても、それを続けることで得られるものを大事に考えるかで、
その後の練習への身の入り方には、だいぶ差が出ると思う。
もちろん、野球をスパッと辞めて、別の道を探り、新しいことを始めるのも、
決して間違いではないと思う。
向いていないとわかったことに時間と労力を割くよりも、
向いていることを見つける方にそれらを使った方が効率がいい。
どちらが正解かはわからない。
ただ、野球を辞める選択をした場合は、野球選手にはなれない。
と、そういう流れで冒頭の話に戻すと、
憧れの学校があったけれど、どうやらそれは厳しそうだと感じたときに、
スパッと勉強を辞めたとしたら、その学校に通える可能性はもうないと思う。
だから、厳しそうだと感じたときには、もっと頑張ろう(頑張らせよう)とする。
勉強時間を増やすために塾以外の習い事を辞めたり、
個別指導や家庭教師を併用したり・・・する。
もちろん、憧れの学校があって、しかしどうやら厳しそうだとわかってなお、
誘惑に負けて勉強しないのなら、さすがにきつい。
例えば、ゲームの時間は無くせない。友達とも遊びたい!
テレビも見たいしユーチューブも見たい!息抜きがないと無理!
と遊びばかりを主張するのなら、それで憧れの学校に受かるのは夢物語である。
こういうタイプは、憧れの学校とは言うけれど、努力せずに楽をしたいだけである。
厳しく言えば、その憧れの学校に通っている先輩や、
その学校を目指して頑張っている同級生と、本当は同じ土俵に立つことすらできない。
もちろん、こういう(向き合えない)タイプにも有効な方法はあるのだが、
今回は、その憧れの学校に向かって、
できる限り頑張ろうとしている子(または、その親子)に向けての話をしたい。
