先日のブログで、親御さんの不安は子どもに伝染する…と書いているが、
これイコール、親御さんは不安にならないで!と言いたいわけではない。
不安になるなと言われたとしても、なるものはなるし、
考えたところでどうにもならないことを考えないで!と言われたとしても、
考えちゃうものは考えちゃうものだと思う。
とにかく、親は子どものことを心配に思うものだから、
その結果、不安になるのは仕方ない。
ただ、それを子どもの前で見せないで!
親御さんの不安からくる言葉を子供にぶつけないで!
ということである。
だが、自分の中だけに抱えてしまうと、自分が先に壊れてしまいそう!
というときは、私たちに相談していただくのが良いと思う。
何度も同じことを聞いて申し訳ないと思うような内容であっても、
遠慮されなくていい。
自分の中で抱えきれなくなって、子どもに
「そんなんで本当に大丈夫なの?」などと声をかけるよりは、
私たちにぶつけて(話して)いただいた方が、ずっといい。
(そう言いながら、それ前にも話しましたよね?
という顔をしていたらすみません。)
受験をする子どもと同様に、親御さんにも、
スッキリした心持ちで入試当日を迎えてほしい。
だから、不安なことや腑に落ちないことは、
きちんと言語化して理解しておかれた方が良いと思う。