どうやったら勉強ができるようになるか。先日のブログでは、
「できるようになりたい!」と思うことが、まずは大切であると書いた。
だが、もちろん、思っていればそれだけで勉強できるようになるわけではない。
できるようになりたいと思いながら、実際に勉強する必要がある。
それで、そのやり方についてであるが、サーパスの父母会等では、
1週間の勉強のスケジュールを決めて、実行することをお勧めしている。
スケジュールを全く決めないでいると、ヤル気があったとしても、
勉強にうまく取り掛かれないことがよくある。
例えば、学校から帰ってきてすぐに勉強しようと思ったとして、
「今日は何やろうっかなぁ」「何をやったらいいかなぁ?」
「ま、まずはおやつでも食べるか!」と言いながら
テレビをつけたり、ソファに寝転んだりすれば、
勉強しようと思っていた気持ちなんか、どこかにいってしまって、
あっという間に30分、1時間と経ってしまう。
だから、学校から帰ってきたら、必ず最初にこれをやる!時間は〇分で!
という風に決めておいて、その通りに取り組んだ方がスムーズである。
なにより、決めたことを毎日、規則的に続けるということが良いのである。
例えば、計算練習は毎日やって!と言ってあるが、
計算は朝起きてすぐやるとか、そういうリズムを習慣化していくと、
少なくとも、「何やろうっかなぁ」と悩む必要がなくなるし、
生活の(流れの)中に組み込むことで、知らず知らずのうちに力が着いてくる。
漢字もそうだし、音読もそうである。
今日のテーマは、できるようになりたい!と思っている前提での話なので、
音読を嫌がる子や、イヤイヤ棒読みするような人のことは想定していないのだが、
たとえ適当な気持ちで取り組んだとしても、本当に毎日続けたとしたら、
いつの間にか文章を暗唱さえできるようになる。
校歌など、その最たるものではないだろうか。
読むだけでなく、写経のように書き写すのもいいだろう。
理科や社会もそうであるが、文章を暗唱できるくらいまでになると、
記述を書くときに、正しい日本語で書けるようになる。
知識の定着も図れる。
1日10分でもいい。続けることが大事なのだ。