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解けなくていい!?

2019 4/18
ブログ
2019 スナフキン 4月
2019年4月18日2023年8月25日

その昔、家庭教師を頼まれて、初めて顔合わせをした日に、
(どうやら私の前に教わっていた先生がいたようで)
「前の先生は、『解けなくていい』って、難しい問題を教えてくれなかったんです。
本当は、先生が解けなかったんじゃないかしら?」
と、お母様に言われたことがあった。

その、「前の先生」のことを僕は存じ上げないが、
その子のその時の実力や、問題の質、あるいは志望する学校の問題傾向によって、
『解けなくていい』問題だと判断しただけなのだと思う。

もちろん、その問題をやっておかないと、塾のクラスが下がってしまうような、
切羽詰まった場合もあるだろう。また、お母さんからすれば、
わざわざお金を払って雇った先生に『解けなくていい』などと言われたら、
それじゃぁ、何のために雇ったのかという気持ちになるだろう。
「四の五の言わずに、質問に答えなさいよ!」
「先生が答えてくれなかったら、その問題どうしたらいいのよ!」
と、心の中で憤っているかもしれない。

しかし、解き方を教えたところで、それを理解して、
解けるようになるかどうかは別である。
どうせ解けるようにならない問題なら、いっそ捨ててしまった方がいい!
と、こういう判断をすることがあるのだが、こんなことを言うと、
やってみたら理解できるかもしれないし、
難しかったとしても、解けるようになるまで何回も復習させる!
(先生の判断なんて聞いてない!)
と、こう考えるお母さんもいらっしゃるのではなかろうか。

ただ、20kgのバーベルしか持ち上げられない人に、50kgのバーベルを持たせれば、
怪我をする可能性が高いことは、誰でも容易に想像できるだろうが、
レベルに合っていない問題をやらせると、
その子の積み上げてきたものが、そこで崩れてしまう可能性については、
あまり理解してもらえない。

また、わかるかどうかはどうでもよくて、一度説明してくれさえすればいい。
と、考えるお母さんはいないと思うが、同じように、
指導する側も、その子を伸ばしたい!受からせたい!
と思えば思うほど、説明するからには、
理解できるように、次から解けるように!と思って質問に答える。
質問に答えてみせたというような、パフォーマンスだけの指導をしない。

しかし、その問題のレベルがその子に合っていなかった場合、
それには結構な、ひょっとしたら膨大な時間と手間がかかる。
決して面倒くさがって手間を惜しんでいるわけではない。
その一問を解くために、アイテム(知識・考え方)が複数必要な場合、
いきなり問題の解説に入れないこともあって、
その場合は、そのアイテムを一つ一つ紹介したり確認したり、
時には類似問題を作成したりと、準備が必要なのである。

その子のレベルが、問題のレベルにまだ達していない場合、
この準備の時点で頭の中が飽和状態になることがある。
結果、ただ説明しただけになってしまって、その子の頭には何も残らない。
また、最悪な場合、今説明したことが入らないどころか、
混乱させてしまうことだってありえる。
それまでできていた他の問題まで、できなくなるようなことが起きる。
こういったことが怖いのだ。

補足だが、質問に丁寧に答えて、
「へぇ!」「すごい!」「わかった!」と思わせるだけならさほど難しくない。
それだけで解けるようにならないから、
必要な問題とそうでない問題の判断をするのだ。

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