新中一の準備講座では、毎週必ず英単語のテストをしている。
今年は準備講座の最終日が、たまたまその英語担当の先生の誕生日だった。
いや本当は、誕生日であるかどうかは、たいした問題ではない。
約1ヶ月間、英語を教わってきた最後の授業で、
さらに中学受験に向けての授業までカウントすれば、
何年にも及ぶ授業の、本当に最後の最後の授業である。
その先生にお世話になったという気持ちがあったとしたら、
その最後のテストは「満点取ろう!」
せめて、そのテストに向けて、精一杯勉強してこよう!
そういう気持ちを持ってたらいいなって、僕は思う。
先生の誕生日なんて関係ないじゃん!
最後の授業だからって、何か特別なの?
って、もし言われたとしたら、
先生の誕生日以外の日は勉強しなくていいというわけではないし、
最後の授業だけ満点取ればいいってもんでもない。
そういうことじゃない。
感受性や価値観の違いと言えるかもしれないが、
お世話になった先生を、最後にガッカリさせたくないとか、
そんな理由で十分だと思う。
あるいは、理由なんて何でもよくて、
そういう節目をただ単純に頑張る動機にしたらいいんだと思う。
今回、そんなこと考えてなかったなって人を責めたいのではなくて、
これから先もこういう場面って何度でもあるから、
そういう時にちょっと思い出してくれたらいいなぁって思う。