オスカー・ブルニフィエという哲学博士が書いた「こどもてつがく」シリーズをサーパス文庫に新たに追加しました。
日本版の監修は重松清さんです。
毎年、子どもとのやりとりの中で「哲学って何なの?」という話が出ますが、そのヒントになればと思います。
本の中のどこにも答えらしき答えはありません。
答えのある勉強や生活に慣れ過ぎてしまった人は放り出されたような感覚になるかもしれません。
でも、答えはなくとも、考えることがすでに「てつがく」だということで、1ページ1ページ自問自答しながら、あるいは友達とあぁだこぅだ言いながら読んでくれたらいいと思います。
この本を並べたその日に早速気づいた子もいました。
本へのアンテナの感度がとてもよくてグッドです!