学校の学年が上がります。ペースを掴めるまでは焦らずに!

器用<不器用

菅野智之選手は、昨年巨人に入団したピッチャーで、

今の巨人の監督である原辰徳氏は彼の伯父である。

彼が巨人に入団した経緯は色々あったので、

好き嫌いは分かれるところだろうが(ちなみにどうでもいいが僕は阪神ファン)、

新人ですでに8勝(2敗)し、防御率も2.79は立派な数字だと思う。

ところが、その菅野投手が最近勝てていないことで、こんなニュースがあった。

まずは原監督の言葉から。

「智之も常に自分の持っている100の力を出せなければ、

そうは簡単に勝たせてはもらえない。

でも、それと同時に、次の登板ではその持っている100を

どれだけ大きくできるか。」

この言葉を自分に置き換えて聞けば、とても価値のある言葉に思えないだろうか。

この時期、6年生は過去問を本格的に解き始めることになる。

テスト開始の「始め!」の合図で、

毎回自分の持っている100を出せるように準備しておかなければならない。

集中力を自分の意志で高められるように訓練しておかなければならない。

そしてまた、次の過去問までに自分の100をどれだけ大きくできるかが重要である。

苦手分野を1つずつ潰すことも必要であるし、得意教科を伸ばすことも必要である。

また菅野選手自身は

「覚えようと思って覚えられなかった球種はないです。」

と言っていたのだが、これに対して、この記事を書いた鷲田さんという方は、

「器用さが殻を破る邪魔になっている。」と評していた。

また自分に置き換えて考えてもらおう。

例えば、漢字テストがある前日にちょこちょこっと勉強しただけで、

その漢字を覚えられちゃうというようなタイプ。

あるいは授業を普通に聞いているだけで、大体の要点を掴めてしまうようなタイプ。

俗に、他人からは「天才」と扱われがちな人は、きっと器用なのではなかろうか。

しかし「器用さではなく、ときには不器用に、自分の殻を破ることも必要だ。」

と鷲田さんは言う。

「数学は腕力だ!」と、自分が教わっていた先生に言われたことがある。

手も動かさずに頭の中だけで考えていたってどうにもならない。

腕が疲れて動かなくなるほど手を動かせ!ということだったのだと思う。

そういう力で押し切るような強引さが必要な場面も確実にある。

何でもスマートにいくわけではない。

最後に原監督が、新人王争いで菅野選手の最大のライバルとなる

ヤクルトの小川泰弘投手について述べていた言葉で締めよう。

「彼は投手としては決して恵まれた身体とは言えないけど、

あの身体でここまでやっている。

もちろんボールの力とか、切れも素晴らしい。

ただ、対戦相手の監督として特に評価するのは精神的な強さですよ。

ピンチになったときの集中力の高さ!

あの心の強さというのはプロの選手として本当に素晴らしいものがある」