ここ最近では、SNSを全く見ないという人は、そう多くないと思います。中学受験についても、SNSなどを通してさまざまな情報が入ってきます。その中には、
「ものすごくハードな勉強をしなければならない」
「受験以外のことをすべて犠牲にする覚悟が必要」
「最後は課金者が勝つ」
といったイメージを抱かせるものも、少なくありません。
しかし、私は、子どもを追い込めば追い込むほど学力が伸びていくとは思っていません。学力を伸ばすために、子どもを追い込むことが正解だとも思いません。
一人ひとりの子どもには、受験の先にも長い人生が待っています。テストの点数や偏差値、あるいは進学先がどうでもいいとまでは言いません。もちろん、受験するのであれば勉強は必要です。そして、その勉強は、決して簡単なことばかりではありません。難しい問題に向き合わなければならないこともあります。それは、算数や国語などの「問題」のことだけではありません。わからないことから逃げない、間違いを素直に認める、面倒なことにも取り組むなど、自分自身の苦手な部分と向き合うこともあります。遊びたい、ゲームをしたい、動画を観たい……。そうした気持ちを抑えて、やるべきことに取り組まなければならない場面もあるでしょう。中学受験に否定的な人から見れば、「小学生なのにかわいそう」と思われることもあるかもしれません。
でも、私は「勉強はしておいた方がいい」と確信を持って言えます。これからますますAIがさまざまなことを担うようになり、これまでとは社会の状況が大きく変わっていくでしょう。だからこそ、ただ知識を持っているだけではなく、自分で考え、理解し、判断する力を身につけておくことが、これまで以上に大切になると思っています。ただ、だからといって、子どもの意思や尊厳を無視して勉強を強いるのは違います。
大切なのは、「何をやらせるか」だけではなく、「どうやって学ばせるか」だと思います。今、その子に本当に必要なことは何なのかを見極めること。そして、「わからない」をそのままにさせず、「わかった」「できた」に変えていくこと。
教室で子どもたちを見ていると、ついこの間まではできなかった問題を解けるようになったり、以前は嫌がっていたことに自分から取り組むようになったり、ふとした瞬間に大きな成長を見せてくれることがあります。
私は、その瞬間がとても好きです。
成績表の数字だけを見ていると、なかなか気づけない変化があります。だからこそ、私たちは一人ひとりの子どもをよく見たいと思っています。
今、成績が思うように伸びていない子もいるでしょう。
勉強の仕方がわからない子もいるでしょう。
頑張っているのに結果につながらず、自信をなくしている子もいるかもしれません。
でも、それはイコール「伸びない」ということではありません。今の成績は、これまでの積み重ねの結果です。そして、これからの学力は、これからの積み重ねで変えていくことができます。
また、中学受験は、子どもだけが頑張ればいいものでもありません。お子さまの成績に一喜一憂したり、周りのご家庭と比べて不安になったり、「このままで大丈夫なのだろうか」と悩んだりすることもあると思います。そんなときにも、保護者の皆さまと一緒に考えられる塾でありたいと思っています。
「今の勉強の仕方で大丈夫なのだろうか」
「このまま続けて、本当に間に合うのだろうか」
「転塾したほうがいいのだろうか」
そんな段階でも構いません。受験について迷ったとき、不安になったときには、ぜひ私たちに相談してください。
サーパスは、大きな塾ではありません。だからこそ、一人ひとりの子どもに目を配り、その子にとって今何が必要なのかを考えることができます。私たちが目指しているのは、ただ合格させることではありません。
受験を終えたときに、「あのとき頑張ってよかった」と、子ども自身が思えること。そして、受験を通して身につけた「自分で考え、自分で努力し、自分で乗り越える力」を、その先の中学校生活にもつなげていくこと。そのためのお手伝いをするのが、私たちの仕事だと思っています。
もし今、お子さまの受験について少しでも迷いや不安があるのであれば、どうぞ一人で抱え込まないでください。一緒にお子さまの「今」を見て、これからを考えましょう。ホームページだけでは、サーパスの雰囲気まではなかなか伝わらないと思います。ぜひ一度、教室に来て、子どもたちの様子を見てみてください。
「ここでなら、うちの子も頑張れるかもしれない。」
そう感じていただけたら、これほどうれしいことはありません。

