今日から3年生の算数の授業がスタートしました。
夏期の体験授業では、
計算力によって大きく差がつくような問題や、
〇〇算を知っていたら有利になるというような問題は扱わず、
説明を聞いて、その場でルールを把握する力や、考える力、
そしてそれを実際に(失敗を恐れず)試してみる力、
そういったものをはかる問題を扱いました。
しかし、9月からは、塾らしいといえば塾らしい授業を、いよいよ始めます。
まずは計算力をつけていきます。
3年生の授業ですが、最初は足し算引き算から確認します。
繰り上がりの計算があやしい子。繰り下がりがあやしい子。
実は、毎年必ずいます。
「ウチの子は計算ミスが多い!」と思っているお母さん!
計算間違いが多い子の場合、その原因はケアレスミスではないことが多いです。
計算の方法を全然わかっていないというわけではないのですが、
何かしらの理由があることが多いです。
その子その子によって間違えやすい計算の種類があります。
そういうものを洗い出していきます。
そして初回にして、ちょっと高度な掛け算もやりました。ただ、
今日1日でできるようになって欲しいと思っているわけではありません!
来週もまた授業でやりますし、再来週以降もやります。
今日はまだ、『はじめまして!』に近い状態ですから、
やり方を聞いて、その通りにできるかなぁ?やってみようと思えるかなぁ?
そういう、それぞれの性格的なところを見ていました。
また、文章題の中には、
3年生ではまだちゃんと習ったことがない数の使い方を、ちょっとだけ入れていますが、
こちらも、今できなきゃいけないと思っているわけではありません。
ちょっと例を挙げますと、
2コで100円と言われたときに、1コ50円とわかるかどうか。
10コで300円と言われて、1コ30円を思いつくかどうか。
割り算を習ったら、誰でもできます。(ですから、いつかはできるようになります。)
割り算を習ったことがないのに、
普段の生活からなんとなくイメージできるかな?
そういうアンテナを持っているかな?
と、そんなことを意識して用意した問題です。
速く解ける子が近くにいると、焦っちゃうこともありますね?
でも、焦る必要はないです。
やっていれば、できるようになります。
プリントが全部終わらなくても大丈夫!
ちょっとずつできることを増やしていきましょうね!
それではまた来週、お会いしましょう!