ルーティン

昨日ヤンキースのイチローが神戸で自主トレを開始したそうだ。

イチローは10年連続200安打という大記録をメジャーリーグで達成しているが、

それは10年連続で大きな怪我をせずに第一線で活躍し続けたということでもある。

怪我さえなければ…と惜しまれるスポーツ選手がたくさんいる中で、

怪我をしないように準備をし続ける彼の自己管理能力のレベルは

人並み外れて高い。

イチローが打席に入る前からいざピッチャーと対峙(たいじ)するまでに

おこなっている動作はいつも決まっている(ルーティン)。

そしてそのルーティンによって集中力を高めているということらしいが、

彼は試合の時だけでなく、毎日おこなう練習やストレッチなども

毎日ほぼ同じ時間に同じ量を進めていく。

また、スタジアムに入る足を決めておく。練習で走り始める足を決めておく。

9年間お昼ごはんにカレーを食べ続けてきた。

なんて話も有名である。

このようなルーティンは、心を落ち着け集中力を高める効果や、

ミスを減らす効果があるという。

毎日決まった時間に決まったことをするだけなので、

そこに余計な「ネガティブな」思考や感情をはさむ必要もない。

サッカーのC・ロナウドもフリーキックの時には、

必ず5歩後ろに下がって大きく股を開き、

しばらく仁王立ちした後にボールを蹴っている。

成功者の多くは、自分なりのルーティンを持っているのだ。

毎日決まった時間に決まったこと

(計算や漢字などが例としては一番わかりやすいと思う)

をやろう。

今日はやらなかったとか、今日は3日分やったとかでは、

なかなか力が着いていかない。

せめてあと2週間!規則正しく、毎日4教科!実践しておくれ!

追伸 今日の「おかぽの中庭」の話は何度聞いても泣けますよ。