激励会で感じたこと

激励会は、サーパスの卒業生が6年生に激励の言葉をかけるイベントである。
残り1カ月ちょっとの期間、どんな風に勉強したらいいかとか、
どんなことに注意したらいいかとか、メンタルの整え方とか…
そういう話をしてくれる会である。

 

人前で話すのが得意な子もいれば、どちらかと言えば得意でない子もいるし、
一人ひとり相手に話すことはできても、
全体に向けてでは、何を話していいかわからないという子もいる。
また、この日のために話すことを準備してきてくれている子もいるし、
行き当たりばったりで話す子もいる。

過去問で全然合格が出なかったという話や、繰り上げ合格だった話など、
人によっては、隠したいと思うような話をしてくれる子もいるし、
中学に入ると毎日が本当に楽しいから、今は頑張った方がいい!
と、明るく楽しい未来をイメージさせてくれる子もいる。

 

ところで、卒業生たちは、間違いなく6年生に声をかけてくれているのだが、
その話を聞いていて、私自身がハッとさせられることもある。
「当時、そんなことを考えていたんだなぁ…」
「あの〇〇くんが…大きくなったなぁ、成長したなぁ…」
と思うこともあれば、「よく見てるなぁ…」と感じることもある。
とにかく、話を聞いていると、
みんな「後輩思いだな」、「本当にありがたいな!」と嬉しくなる。

 

そして、余談のようになってしまうが、
今回の会の中で、もう高校も卒業しているお姉さん2人が、
「私、ここ(サーパス)が好きなの。」と話してくれた。結論としては、
「ここで勉強してるんだから大丈夫!」みたいな話だったと思うのだが、
一言目のインパクトが大きくて、後半の話をあまりおぼえていない。

ただ、そのとき、
そっか。こうやって来てくれている子たちは、
表現の仕方は違うけれど、ここを好きでいてくれてるんだな
と、不意にそんな気になって、つくづくありがたいなぁと思った。

 

特に結論のある話でも、わかってほしいことがあるブログでもないのだけれど、
改めて、皆さんに感謝してます。
勉強はしなきゃいけない場所なのに、安心できるというか、
居心地の良い場所、1つの居場所となれるように、
これからも頑張っていきますね!