『タウンニュース(都筑区版)に載せた問題の答え』を教える前に、
今回の問題についてのお話をしますね。
「今、この文章を読んでくれているあなたは何歳ですか?身長は何cmですか?」
数字で答えられる質問なら何でもよかったのですが、
とにかく、その答えは0、1、2、3、4、5、6、7、8、9の10種類の数字のうち、
どれかの数字を組み合わせていたはずです。
例えば、年齢は10歳で身長は138cm!という風に。
この、皆さんがいつも使っている数の数え方には、
実は名前が付いていて、「10進数」と言います。
「10進数」は、0~9までの10種類の数を使って表しますが、
その他にも大きな特徴があって、0~9までは1ケタ(1の位)だったのが、
10になったときに2ケタ(10の位)になるという特徴です。
位が1つ上がると10倍になるんですね。
(3ケタになると10をさらに10倍して100の位になります。)
では、「2進数」という数の表し方もあるのでしょうか?
答えはYES!です。
それでは、先ほどの「10進数」の説明をもとに、「2進数」の特徴を考えてみましょう。
まず、使っていい数字の種類は・・・そう!たった2種類です。
使っていい数字は0と1だけです!
次に、位が1つ上がると何倍になるでしょうか?間違えるのを怖がらずに考えてみてください!
そうです!2倍です!
つまり、1の位の左にある位は、2の位です。
2の位なんて言葉は聞きなれないので、ちょっと居心地が悪いかもしれませんが、
試しに「10進数」と「2進数」でそれぞれ10個ほど、数を数えてみましょう!
「10進数」 1、2、3、4、5、6、7、8、9、10
「2進数」 1、10、11、100、101、110、111、1000、1001、1010
「10進数」で5番目の数はもちろん5ですが、「2進数」では101です。
では、その101という数をもう少し詳しく見ていきます。
101の一番右にある1は、1の位が1個ということです。
その左横にいる0は、(10の位ではなくて)2の位が0個ってことです。
では、一番左にいる1はというと、
2の位をさらに2倍した4の位が1個ということです。
つまり、4の位×1個+2の位×0個+1の位×1個=5
ってことですね。
ここまでの説明を聞いて、
「よくわからない!メンドクサッ!2進数なんて自分の人生に関係ないや!」
って思った人、いっぱいいるんじゃないでしょうか?
でも、実は、みんなの身の回りのものの中には
「2進数」がいっぱいいっぱい使われているんですよ!
なぜかって?それは、単純にそっちの方が本当は楽だからです。
0と1しか使わないということは、言い方を変えると、「無い」か「有る」かのどっちかです。
例えばお家の電気のスイッチも「2進数」です。
「消す」か「つける」かの2つしかないでしょう?
お家の電気が10進数だったら・・・そっちの方がめんどくさいでしょ!
というわけで、ようやく新聞に載せた問題の考え方と答えです!
こっちを向いている鳥を「1」、お尻を向けている鳥を「0」だと思ってください。
すると、新聞の問題は、1110+11001と書き換えられます。
でも焦らないでくださいね!この問題は「2進数」なので、このまま足し算したらダメです。
1110と11001をまずは「10進数」に直します。
1110 → 8の位×1+4の位×1+2の位×1=14
11001→16の位×1+8の位×1+1の位×1=25
というわけで、14+25=39 答えは39(サンキュー)でした!
ここまで読んでくれて、ありがとうございました!!
最後に、新聞に載せてあったQRコードも
実は「黒く塗っていないか」「塗ってあるか」の「2進数」です。
見慣れたものの中にも、まだまだ知らないことがたくさんあります。
「なぜ?」「どうなってるの?」という気持ちを大切にしてほしいと思います。
今は、「どうやって解くの?」「YouTubeに解説あるかな?」「答え何?」
って、すぐに正解を欲しがっちゃう人が多くなりましたが、
よ~く見て!じっくり考える、そんな習慣をつけてほしいと思います!
