国語力をつけよう④(音読の続け方)

私事ではありますが、私、身体がかたいのです。
姿勢が悪いのもあって、腰も肩も、背中も頭も、目までもが痛くなりがちです。
人は股関節から老いていくともよく聞くので、
毎日ストレッチをしよう!と思うのですが、これが続かない。

このままではいかん!今日こそは!とストレッチをした日に、
己の身体のあまりのかたさに絶望し、笑いすら込み上げてくるのですが、
これは本当にマズイのではないか?と思うものの、
1、2週間も続けると、また、忙しさや疲れを理由にサボってしまうのです。
その後しばらくして、気まぐれで身体を伸ばしたときに、
また元(絶望レベル)に戻っているではないか!と、
自己嫌悪と自暴自棄との入り混じった感情になり、これは一人では続けられない!
ストレッチ教室(のようなところ)に通うか!などと
お金での解決、強制力での解決方法が頭をよぎるわけです。

まぁ、なので、勉強を続けられない子の気持ちは、よくわかりますし。
そういう子の親御さんが、個別指導や家庭教師に舵をきるのもわかるんです。

それで、こんな私が何か言ったところで、説得力はないと思いつつ、しかし、
私の身体のかたさと、みんなの受験勉強を同等に考えるのもおかしな話です。
やろうとしたことを続けられない性格の人は、
なんだかんだで私の他にもいると思いますが、そういう人も、
頑張るべきとき、ここぞというときには頑張ってきたのだと思います。
と、自分のことを棚にあげる準備ができたところで、
みんなは今、頑張りどきかもしれません。

 

さて、ではどうやったら続けられるか?ということですが、
(繰り返しになりますが、自分のことは棚に上げて言います。)
やらない日を1日でも作ると、その次の日にもっと面倒くさくなるものです。
昨日もやらなかったのだから、今日もやらなくたって…そんなに変わらない!
明日こそはやろう!と、その場で自分を納得させるようになります。
そういうわけで、とても変な表現になりますが、
「続けるためには、毎日やるのが一番いい」のです。

私のストレッチでもそうなのですが、実際にちょっとでもやり始めると、
せっかく始めたんだからと、1つの動きだけでやめたりはしないものです。
親に怒られてからしぶしぶ机に向かった場合は、
1問解くたびにもうやめたくなるかもしれませんが、
自分から机に向かえた場合は、1問でやめようとは思わないはずです。
そういうわけで、ヤル気が起きないなというときには、
とりあえず机に向かって勉強を始めてみるといいと思います。
サッと机に向かって、とりあえず1問でもいいから解いてみるといいのです。

ということは…、
音読も、とりあえず読み始めてしまえば、続けられるはずです!