3年生の授業が始まりました!

種蒔き

>よく、子供達が「ねえ、〇〇(先生の愛称)が、こんなこと言ってたの、知ってる?」
と無邪気に話していましたが、聞き耳をたてると、
一見馬鹿馬鹿しい微笑ましいネタなのですが、
これが、年齢があがるにつれ、時事ネタや解法のヒント、暗記法などが
絶妙に織り込まれており、実に玄妙でした。

今年の卒業生「Aさん」の体験記の中に、このような文章がありました。
(もちろん大袈裟に持ち上げていただいているのは承知していますが)
ここに気付かれるのは、とても嬉しいですね。

例えば、4年生の授業なら、
4年生にわかる言葉で、4年生の内容だけを伝えれば、
塾のカリキュラムとしてはオッケーなのですが、
そこに、時々ちょっとだけ背伸びさせるような内容を入れたり、
何の役に立つのか、その時にはわからないような話を挟んだり、
という種蒔き(仕掛け)をするんですね。

それがいつ芽を出すかはわかりません。
人によっては、その話を聞いていないこともありますし、
聞いていても、全くどこにも引っ掛からないこともあります。

「それじゃぁ意味ないじゃん!」「ちゃんとおぼえておくように言って欲しい!」
と思う人もいるでしょうけれど、「おぼえておくように!」と言ってしまったら、
この種蒔きで期待している効果は出ないんですね。

雑談のような、一見(一聴?)授業内容と全く関係ないような話の時に、
それをシャットアウトしてしまうタイプと、そこに興味を持つタイプとでは、
その後の伸びが違います。
言うなれば、アンテナの感度や、脳の柔らかさが違うんです。
それこそ社会を暗記科目と思っているようなタイプは前者です。
社会に限った話ではありませんが、後者のタイプは、比較的少ない勉強量でも、
成績が上がっていくように思います。

そういうアンテナを持つためのトレーニングとも言えるかもしれませんし、
答えが気になっても、答えを欲しがらない練習とも言えます。
答えを知って、その答えだけをおぼえて欲しいわけじゃなくて、
答えは知らなくてもいいから、どうなるんだろう?と考えて欲しいんです。
とにかく、その場で種明かしをしてしまっては、効果が無いんですね。

「何歳?」「ハタチだよ!」なんて会話をプライベートでも私たちがしていたら、
ただただ馬鹿馬鹿しいと思われても当然ですが、
ここは小学生の通う塾です。そこで年を隠したいとか、若く見られたいなんて
そんなクダラナイ理由なわけないでしょう!

「じゃぁなんで?」と、その理由を聞きたくなった方がいるかもしれませんね。

種明かしをしたら、効果が無いんですよ!