賢さには階段がある

よく出来る。
頭がいい。
要領がいい。
センスがある。

 

勉強を進めるにあたり、色々な褒め言葉が存在する。
一言で言えば、『賢い』という表現があてはまるかもしれない。

 

試しに、大辞林で意味を調べてみると、

かしこ・い【賢い・畏い】

① 頭の働きが良く知恵が優れている。賢明だ。
② 要領が良い。抜け目がない。

③立派だ。素晴らしい。

などとある。

子ども目線で言ってしまうと、「あの問題が出来た!○○君は賢い!」
ということで終わってしまうが、我々からするとそんな分かりやすいものではない。

授業での発言や、質問の仕方一つとっても、賢さは如実に表れる。

 

賢くなるためには、どうすればいいのだろうか?

 

 

こんな記事を見つけた。


参考
かしこさの階段furu-t 学び続ける日々

furu-t 学び続ける日々、というブログの“かしこさの階段”というもの。

 

難しい問題が出来たから、急に賢くなるわけじゃない。
ましてや、偉いわけじゃない。

 

賢さにも段階があって、今の自分がどの位置にいるのかを知ることが次につながるはずだ。

実際の階段では、1段飛ばしでのぼったり、ジャンプして2段飛ばしを
してみることもあるかもしれない。

かしこさの階段のイラストを見ると、それはなかなか難しそう。
特に、「わかる」と「できる」の高さが他より一段と高くなっているところには、
そこなんだよなぁ〜と納得してしまった。

逃げ出す。

この位置にいる子を見ていると、「何でやらないの!?」と
言いたくなってしまいたくなる。

でも、「勉強に向かう勇気を持てない心理的なつっかえがあるのでは?」と
その子どもの目線に立つことも必要だと思う。

 

まずは、自分の現在地を知る。
できれば、その背景も。

そして、自分に与えられた課題までの高さを知る。
その高さを階段にして、一歩を踏み出す。

高いところにいる人、いわゆる賢い人は
この繰り返しを実践してきた人なのだろう。

 

そして、このブログにも書かれていたが、
高い位置にいる人は、あぐらをかいてはいけない。
低いところにいても、腐ってはいけない。

勝って奢らず、負けて腐らず。

言うのは簡単。
だからこそ、それを続けられる賢い人には、年齢や職業など関係なく、敬意を持ちたい。