今年度の学校説明会をお知らせしています。

信長の野望

何の自慢にもならないが、僕はゲームっ子だった。
中でも、光栄の出していた「信長の野望」や「三国志」にはハマった。
そこに登場する武将の能力には、それぞれ100段階での数値がついている。
例えば、有名どころでは、
織田信長 政治95 戦闘87 教養80 魅力97 野望100 
上杉謙信 政治67 戦闘100 教養80 魅力91 野望15 
と、こういう風である。
(スポーツ系のゲームにも、こういうパラメータ表示はよくあって、
サッカー選手などの数値表示は、もっともっと細かい。)

どのくらい史実に忠実かという点で、この数値に疑問の武将もいたが、
全盛期(笑)は、この数値を(結構マイナーな武将まで)ほぼ暗記していた。
病的ではあるが、歴史好きになったきっかけの1つであることは間違いない。

さて、人に数値をつけるのはいかがなものか?という意見もあると思うが、
遊び心で、これを勉強に関してもちょっと当てはめてみたい。
思考力 82 読解力 78 漢字力 56 記憶力 45 集中力 94……
もっと細かく分けて、読解力を物語文、説明文、随筆分、詩…
などとしても面白い。
どのレベルを100とするのかなど、突っ込みどころはたくさんあるが、
条件を細かく分ければ分けるほど、その人の特性や総合力が見えてくると思う。

今日は、このように細かく表した能力の中に、
「復習力」または「修正力」という能力があるという話をしたい。
「間違い直し力」と言い換えた方がイメージしやすいかもしれない。

何の科目でも、どんな単元でもいい。模試でもいいし、ちょっとした宿題でもいい。
成績が優秀な子ほど、間違えた問題に対して丁寧に直しをする。
間違いを悔しがる。しかしネガティブには考えない。
自分の補強ポイントが見つかったとポジティブに捉えて、その場でおぼえなおす。
正解した問題すら、腑に落ちない点があれば、調べたり質問したりする。
国語を勉強する時は、手の届くところに辞書を常備しているだろうし、
社会や理科の時は、テキストやノートはもちろんのこと、
資料集や地図帳などもすぐに開けるように手元に置いてある。

一方、成績がいまいちな子ほど、この間違い直しが雑である。
解答を見て、なんだ、こんな答えで良かったのか!これならできた!
ケアレスミス!これができていたら、もっと取れていたのに!
と、解答を写して(写しさえしない子もいるが…)、納得した気になって終わり。
テキストやノート、資料集や地図帳の確認はしない。
ちゃんと調べるように促すと、それこそ1単語ごとに本棚に向かう(笑)。
こんな様子だから、すぐにまた同じ間違いを繰り返す。
同じテストを3回やって、同じところを3回とも間違える。

問題を解いて答え合わせをするところまでは両者ともやっている。
だから、成績がいまいちな子も、努力不足という評価ではピンと来ない。
明日からGW。この「間違い直し力」を意識して高めて欲しい。