3年生の授業は、後半戦に入りました。

褒めて伸ばすか、叱って伸ばすか。

叱るよりは褒めるべきでしょうね。
大人だって、「自分は褒められて伸びるタイプだ!」と言う人が多いように思います。
好んで叱られたい人は、なかなかいないと思います。

でも、ただ褒めればいいかというと、どうでしょう。

褒め方にもよると思います。
取った点数だけを褒めてしまうと、
良い点数なら褒める=良くない点数は褒めない。という構図になりますから、
良い点数の時しか(親には)報告しないようになるかもしれません。
(良くない点数の時は隠すようになります。)
さらには、もし点数で叱られたり、ガッカリされたりするようであると、
良い点数にするために、ズルをするようにさえなるかもしれません。

また、一心不乱に頑張っている子、それこそ闘志剥き出しでやっている子を
安易に褒めてしまい、それが「今のままで十分」という風に伝わってしまったら、
伸びようとする意欲がそこで止まってしまうかもしれません。
また、本人が好きでやっていることを、これまた安易に褒めてしまうことで、
「好き」でやっていたことが「褒められるため」にやるようになるかもしれません。

こう考えると、褒めるのも難しいですね。

間もなく6年生においては、過去問(指導)が始まります。
秋からは(受けようと思えば)毎月模試があります。
テストから帰ってきた後、ついつい
「できた?」とか「どうだった?」と聞きたくなると思います。
「できた!」と言われれば、褒めやすいかもしれませんが、
これも点数で褒めているのと、大きな差はありません。
また、聞かれる立場にとっては、まぁまぁのプレッシャーです。
「できて」いることを暗に毎回求められているわけですから。

同じ100点満点のテストでも、
頑張った結果、初めて50点取れた子もいれば、
サボって90点だった子もいるでしょう。
いつもは大した努力もせずに80点取れる子が、
たまたま真面目に勉強したのに60点のこともあるでしょう。

 

褒めるにも、過程をよく見ていて欲しいというお話でした。