予行演習

1月受験が始まりました。
神奈川では1月受験はそこまでメジャーではありませんが、
受ける人はお気楽に受けるのではなくて、
2月1日からの予行演習だという目的意識と緊張感を持って受験してきて欲しいです。

繰り返します。
2月1日からの予行演習です。
模試ではありません。
緊張して頭が真っ白になったとしても、それもいい経験です。
学校までの送り迎えに際しては、お母様も是非ご協力ください。

よく目にする光景ではあるのですが、
例えば、テスト後に「どうだった?」と聞くのはやめてあげてください。
よく解けた場合も、解けなかった場合も、
その質問に答えるのは困難であり、そもそも意味がありません。

奇妙な話に聞こえるかもしれませんが、
「簡単だった!」「できた!」と答える子にも不合格者が多いです。
受験者全員にとって簡単だっただけかもしれません。
解いている最中から簡単だと浮かれ気分になり、
つまらないミスに気づけなかったことも考えられます。
また「できた!」と思って、結果に期待することで、
今やるべき勉強に身が入らなくなります。

解けなかった場合は、言わずもがなですが、
できなかった嫌なイメージをさらに増すだけです。

会話に困ってかけた声なのか、ただ気になってかけただけの声なのか、
どちらにせよ、それを聞かれた子どもにとって、いいことがないです。

生意気な表現になってしまいましたが、
行くつもりのない学校をわざわざ1月に受験するわけですから、
意味のある機会にしてください!