東大生だけが知っている「やる気スイッチ」の魔法より

すでにお読みになられた方もいらっしゃるかもしれませんが、

今日はその中から少しだけご紹介いたします。

「集中できる環境をつくる」より

僕が通っていたのは仏教系の中学校で、2年生になると

提携している寺院に泊まって写経をするという校外学習があったんです。

(中略)

仕方なく僕らは写経を始めました。すると思わぬことに、

かったるいと思っていたはずの写経に、みんないつの間にか没頭していたんです。

ふだんの授業ですらボーっとしたり私語をしたりする僕らが、です。

瞬く間に時間が過ぎたあと、和尚さんがこう言いました。

「みなさんは普段周りにものがあふれているところにいますね。

でもこうして、何もない静かなところで写経をしてみて、いかがでしたか。」

こう問いかけられ、僕は素直に、気がついたら何も考えず集中していました、

と答えました。そして和尚さんは、

「そうでしょうね。周りのよけいなものを取りさって、

こうした静かな環境に身を置けば、心を空っぽにできるんですよ。」

と言いました。

「おもしろそう!と言ってみる」より

なんだか気分が乗らないときは、とりあえず「おもしろそう!」と言ってみます。

これは僕にとって、やる気のスイッチを入れてくれる魔法の呪文なのです。

(中略)

この呪文を唱えると、「嫌だな、やりたくないな…」と思っていたことに

不思議と興味が湧いてきて、やってみようかなという気になれるんです。

「あと5分だけやってみる」より

「もうこれ以上頑張れない。」「眠くて何も考えられない。」

勉強、仕事、運動―頑張りたいのに、体力と気力の限界がきて、

それ以上何もできない、何もしたくないときってありますよね。

そんなとき、みなさんはどうしますか。

普通なら、「今日はもう集中できないからまた今度頑張ろう。」

と割り切って休んでしまうことがほとんどだと思います。

でも僕は、ここでキッチンタイマーを取り出します。

そしてアラームを5分後にセットして、あと5分だけ必死に頑張るんです。

この残り5分のラストスパートは、「魔法の集中時間」です。

(中略)

「限界への挑戦なんて甘いよね。限界からの挑戦をしなくちゃ。」

この本の全部が全部、みんなに当てはまるとか、中学受験にピッタリ!

とは思いませんが、できる人の真似をしてみることは大切です。

騙されたと思って実践してみませんか!