「何気ないところに」

サーパスでは、塾生と講師の距離感がとても近いことが大きな特徴でもあります。

入り口のドアを開けた瞬間の顔つきから、

「何かあったのかな?」と感じることも出来ます。

勉強で少しでもわからないことがあれば、

「わからない!」と素直に言える関係も築き上げています。

(もちろん、簡単に教えたりはしませんが)

だからこそ、私たち大人の与える影響も過小評価はできません。

いろいろな会話はもちろん、私たちが何を食べているか、

なんてことも興味深そうに見ていたりします(笑)

ですので、子どもたちにとっていい方向に導けるような

コミュニケーションを常に心がけています。

私のパソコンも、そんなコミュニケーションのための仕掛けの一つ。

例えば、スクリーンセーバー。

今時なかなか使うこともないですが、これもチャンス!とばかりに

「強制語彙力向上画面」として活用中。毎日4,5単語ですが、

辞書の流し読みのように言葉の海に浸れる機会を作っています。

なかなか難しい単語もあるのですが、お迎えを待っている間に、

一緒になって「へぇー」と言っている時間も少なくありません。

壁紙は理科で見せきれなかった天体の壁紙や、動物などを設定しています。

授業、ではなく自然な状態で目にすることで、

自分発信の質問が出てきやすいものです。

「あ、なにこれ?!」

これからも、こんな会話を引き出す仕掛けを

何気ないところに仕掛けていくつもりです。